「4.1 作成した予測モデルの精度と目標としていた精度を比べる」に取り組む

前回のあらすじ

「4.1.1 目標に即した予測モデルの精度を確認/算出する」に取り組む

4 精度を確かめる」には、

のステップがあるのか。まずは「4.1 作成した予測モデルの精度と目標としていた精度を比べる」と……。ああ、「1.2 予測分析で解きたい課題を設定する」で設定した目標と今回作成した予測モデルの精度を比べればよいのか。一応細かいタスクも見てみよう。


「4.1.1 目標に即した予測モデルの精度を確認/算出する」によると、個別のユースケースに即した評価指標は自ら計算する必要があるようだ。今回は「誤差平均」を指標にしたが、これはPrediction Oneが自動で算出する精度指標に含まれているから問題なさそうだ。


「4.1.2 目標としていた精度を比べ予測モデルの精度が十分であることを確認する」に取り組む

精度もわかったから次は「4.1.2 目標としていた精度を比べ予測モデルの精度が十分であることを確認する」だ。予測モデルだと誤差平均は3.6日で外注している予測モデルと比べると……。
あれ、よく考えたらPrediction Oneでの評価方法と外注の予測モデルの評価方法は一致しているのだろうか。Prediction Oneで出てくる誤差平均をそのまま比較に使ってよいのか……?そもそも今回はどういう評価をすればよいんだっけ……。
そうだ、こういう時は「予測分析の基礎知識」を参考にしよう。ちょうど「評価用データの選び方」という章があるぞ。


なるほど……。評価方法にもいろいろ種類があるのか。今回の工期予測は市況によってトレンドの変化はあると思っている。だからランダムに評価データを選ぶのは良くないみたいだ。よし、そうしたら外注の予測モデルの実際の性能を測るときに用いた直近半年のデータを評価用データにして、それより前のデータを学習用データにしよう。そうすれば「本番と近い状況」を再現できるし、Prediction Oneの予測モデルと外注の予測モデルを同じ評価用データで評価できるからフェアな比較ができるぞ。


まとめ

このページでユウキさんは以下のタスクを完了しました。

  • 4.1.1 目標に即した予測モデルの精度を確認/算出する

ここではユウキさんになったと思って進め方ガイドのチェックを埋めてみましょう。


一方で、以下のタスクの最中に目標としていた精度「外注の予測モデルと同等(予測工期と実際の工期の誤差平均5日以内)」を比較するのに適した予測モデルの作成ができていないことに気づきます。そこで評価用データを合わせて予測モデルを作成しなおすことにしました。

  • 4.1.2 目標としていた精度を比べ予測モデルの精度が十分であることを確認する

なお、ユウキさんは「4.1.1 目標に即した予測モデルの精度を確認/算出する」まで進んだところで「3.1 予測モデルを作成する」に戻る必要性に気づきました。このように細かいやり直しを進め方ガイドで管理したい場合はチェックボックスをクリックして完了状態のタスクを未完了に戻せます。


「『3.1 予測モデルを作成する』をやり直す」にすすむ
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