「1.2 予測分析で解きたい課題を設定する」に取り組む

前回のあらすじ

「1.2.1 予測結果/寄与度を活用したビジネスアクションを考える」に取り組む

次は「1.2 予測分析で解きたい課題を設定する」だな。これも一つ一つのタスクで何をすればよいのか詳細を見ていこう。まずは「1.2.1 予測結果/寄与度を活用したビジネスアクションを考える」だな。


なるほど「データ」「予測結果/寄与度」「ビジネスアクション」の三つを考えると良いんだな。今回は

  • データ:過去のプロジェクトデータ(工期、建築面積、地域、季節など)
  • 予測結果/寄与度:新規プロジェクトの工期
  • ビジネスアクション:正確な工期をお客様に提示し、適切な工程管理を行う+外注の予測モデルを内製の予測モデルに置き換える

だな……!

「1.2.2 データの中でどれを予測対象にするか決める」に取り組む

次は予測対象を決めるのか。そういえばPrediction Oneでは工期をそのまま予測結果として出力できるんだっけ……?と思ったらまた補足リンクがある。「教師あり学習の予測タイプ」を見てみよう。


そうだった。Prediction Oneでできるのは「二値分類」「多値分類」「数値予測」「数値予測(時系列予測)」の予測だった。工期は日数で表せるので「数値予測」に該当しそうだ。
つまり予測対象は、「工期(日数)」だ……!

「1.2.3 予測モデルの精度目標を明文化する」に取り組む

次は……、どのくらいの精度を目標に据えるのかあらかじめ決めておくとよいのか。
そもそも工期を予測しなければいけないのは、「正確な工期をお客様に提示し、適切な工程管理を行う」ためだが、ゆくゆくは現在外注している予測モデルを内製化したい……。そう考えると少しチャレンジングかもしれないが、精度目標は今外注で作成している予測モデルと同等としよう。つまり、「外注の予測モデルと同等(予測工期と実際の工期の誤差平均5日以内)」だ。


よし、これでビジネスアクションも予測対象も目標も決められた。「1.2 予測分析で解きたい課題を設定する」のタスクはこれで全部クリアだ。
次は「1.3 予測分析で得られた効果を測定できるようにする」だな。

まとめ

このページでユウキさんは以下のタスクを完了しました。

  • 1.2.1 予測結果/寄与度を活用したビジネスアクションを考える
  • 1.2.2 データの中でどれを予測対象にするか決める
  • 1.2.3 予測モデルの精度目標を明文化する

ここではユウキさんになったと思って進め方ガイドのチェックを埋めてみましょう。特にチェックリストに決めたことを明記できるので活用しましょう。タスクや目標があいまいなまま作業を進めてしまったり、作業を進める中で当初の決定事項があいまいになってしまったりしないようにすることが大切です。


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