Prediction One (クラウド版) では一部の機能でAzure OpenAI Serviceの大規模言語モデル (Large Language Model, LLM) GPT-3.5と埋め込みモデルを用いています。
LLMの利用にあたり、データの一部がAzure OpenAI Serviceに送信されます。どのようなデータをLLMへ入力 (送信) しているのか、LLMへ入力 (送信) したデータの扱われ方についてご説明します。
LLMはヒント機能の一部で利用されています。ヒントは予測モデルの学習時に作成されるため、予測モデルを作成する際にLLMが利用されます (データの送信が行われます)。 Prediction Oneの他の機能ではLLMは使用されていません。
LLMが用いられているヒントは以下になります。
LLMに入力しているデータ (Azure OpenAI Serviceに送信しているデータ) は入力された学習用データの項目名です。
例えば「あなたのユースケースにあったチュートリアルを確認しましょう」では、LLMは入力された項目名を基にユースケースにあったチュートリアルを推定します。
入力された学習用データの項目名以外は一切LLMに入力 (送信) されません。つまり、各項目の具体的な値についてはLLMに入力 (送信) されません。
Prediction Oneでは、Azure OpenAI ServiceのLLMを使用しているため、LLMに入力したデータ (Azure OpenAI Serviceに送信したデータ) の扱われ方は、Azure OpenAI Serviceのドキュメント (Data, privacy, and security for Azure OpenAI Service) に従います。
上記の通り入力されたデータ (入力された学習用データの項目名) が他者に渡り利用されることはありませんので、安心してLLMにより機能が強化されたPrediction Oneをご使用いただけます。
2023年9月28日時点の情報を基に記載しています。適宜Azure OpenAI Serviceの情報に合わせて更新をしていますが、最新の状況と記載内容が一時的に一致しない可能性があります。