Accuracy は全クラスについての正解率でしたが、Precision、Recall、F 値はある1つのクラスに着目した評価値になります。
たとえば、「外見」というクラスに対してどの程度の予測精度かを知るために、「外見」というクラスに着目して Precision、Recall、F 値を計算できます。
平均 Precision・平均 Recall・平均 F 値は、クラスごとに Precision・Recall・F 値を計算し、それぞれを平均した値になります。
平均 Precision, 平均 Recall, 平均 F 値はすべてのクラスに対して予測ができていないと高い値になりません。一方、Accuracy はデータ数の多いクラスに対する予測精度の影響が大きくなります。たとえば、あるクラスのデータ数が 1000 で他のクラスの データ数が 10 の場合、Accuracy はデータ数 1000 のクラスの正解率でほぼ決まってしまいます。