予測時の「予測理由を追加する」オプションとのその出力結果の見方について説明します。
予測時に「予測理由を追加する」というオプションにチェックを入れると、予測データの行毎に予測理由を追加できます。
「予測理由を追加する」というオプションがONのときは、予測結果のCSVファイルに「~を上げる1」「~を上げる2」「~を上げる3」「~を下げる1」「~を下げる2」「~を下げる3」という列が追加されます。これは予測確率や予測値を上昇/下降させる要素のTop1/Top2/Top3という意味です。
各予測理由の列は、[項目名]:[項目内容]:[寄与度]
の形式で出力されています。
この例では、「顧客ID」が「ID01006」の顧客は、購入ありの確率が71.95%と高いですが、購入ありの確率を上昇させる要素のTop1は、「顧客ランク」が「プラチナ」だから、ということがわかります。さらに、「顧客ランク」が「プラチナ」であることによって、購入ありの確率が21.61%上昇した、ということもわかります。
(寄与度
は二値分類の時は予測確率の上昇/下降分、数値予測のときは予測値の上昇/下降分と解釈できます。ただし、多値分類のときは予測確率としての解釈はできません。)