こちらでは上振れ下振れ予測の学習と予測の方法について説明します。上振れ下振れ予測は時系列予測モードの中で使用できるオプションの1 つなので、データ準備や学習の設定方法は基本的に時系列予測モードと同様です。詳細は時系列予測をご参照ください。ここでは上振れ下振れ予測を有効にする方法、精度評価画面の見方、予測結果の見方を注文数予測を題材として順にご説明します。
予測モデルの新規作成時に「時系列予測モードを使用する」を選択すると、下図のような「時系列予測の設定」画面が表示されます。この画面の左側に「上振れ下振れ予測」という項目があります。上振れ下振れ予測を用いる場合にはそちらの項目で「有効」をクリックしてください。他の設定に関しては、通常の時系列予測と同様に設定してください。設定が完了した後「予測モデルを作成」ボタンをクリックすると学習が開始されます。
上振れ下振れ予測の有効・無効設定は前回学習時の設定が引き継がれます。一度上振れ下振れ予測を使用したけれども次は通常の時系列予測を使用したいという場合には、先程の「時系列予測の設定」画面で「上振れ下振れ予測」欄の「無効」をクリックしてください。