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学会発表
2022.11.05
Prediction Oneを活用した「回復期脳卒中症例におけるトイレ動作自立の予後予測に関する検討:AIを用いた予備的研究」が、「第6回 日本リハビリテーション医学会秋季学術集会」にて発表されました
2022年11月5日、「第6回 日本リハビリテーション医学会秋季学術集会」にて発表された「回復期脳卒中症例におけるトイレ動作自立の予後予測に関する検討:AIを用いた予備的研究」にPrediction Oneが活用されました。
- 掲載概要
- ■演題
回復期脳卒中症例におけるトイレ動作自立の予後予測に関する検討:AIを用いた予備的研究
■研究概要
脳卒中症例のうち入院時にFunctional Independence Measure(以下FIM)のトイレ動作項目が5点以下の127名のデータ(基本情報・身体機能・認知機能)と退院時トイレ動作自立可否(可能:FIM6点以上,不可:FIM5点以下)から二値分類の予測モデルを作成し、52名の異なる症例を予測しました。予測モデルのAUCは0.805で、予測の正解率は69.2%、陽性的中率は100.0%、陰性的中率は20.0%でした。
■研究者
髙橋良輔、小野圭介、森田和幸、荒洋輔、林達也、阿部正之、白坂智英
■発表日
2022年11月5日
■掲載媒体
第6回 日本リハビリテーション医学会秋季学術集会
- 執筆者のコメント
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十勝リハビリテーションセンター リハビリテーション部 理学療法科 主任 髙橋良輔
自宅退院に必要な要素とされるトイレ動作自立可否の予後予測に、Prediction Oneを用いて検証を行いました。本研究の結果から、トイレ動作自立の予測に関して予測できる可能性はありましたが、自立不可の予測には更なる検討が必要だと考えます。今後は症例数の増加やモデル作成などの再検証を行いたいと思います。