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学会発表

2021.12.09

Prediction Oneを活用した「機械学習による前立腺癌内分泌療法の進行予測は可能か?」が、「第109回 日本泌尿器科学会総会」にて発表されました

2021年12月9日、「第109回 日本泌尿器科学会総会」にて発表された「機械学習による前立腺癌内分泌療法の進行予測は可能か?」にPrediction Oneが活用されました。

掲載概要
■演題
機械学習による前立腺癌内分泌療法の進行予測は可能か?

■研究概要
前立腺癌内分泌療法を導入した症例を対象に、治療開始前のデータ(腫瘍マーカーPSAを含む採血データ、生検所見、転移の有無等)、治療開始後のPSA推移、病状進行の有無等のデータをPrediction One に入力し学習モデルを作成、内分泌療法導入後の病状進行を予測可能か検討しました。PSA上昇(PSA failure)予測のAUCは0.878、転移の出現・進行または癌死予測のAUCは0.847と高い精度を示しました。

■研究者
杉下圭治、坪内駿、宮崎将也、竹内一郎

■発表日
2021年12月9日

■掲載媒体
第109回 日本泌尿器科学会総会
執筆者のコメント
杉下圭治

苫小牧市立病院泌尿器科 医師 杉下圭治

内分泌療法導入後に治療抵抗性となり病状が進行する症例が少なからずありますが、進行に関与するリスク因子は十分には解明されておらず、進行を予測する有用なツールも今のところありません。近年、新規前立腺癌治療薬が複数登場していますが、どのような症例に新規薬剤を積極的に使用すべきか、臨床の現場で迷うことが多々あります。機械学習を用いた高精度な予測により、新規薬剤を使用すべき対象がより明確になれば、患者・医療者の双方に有益であり、医療経済学的にも大きなメリットがあると考えます。

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