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ミーク株式会社
ミーク株式会社
業界
情報通信
職種
研究開発
予測テーマ
その他
従業員規模
1~50名

Prediction Oneとのサービス連携を発表した「MEEQ」。狙いと実現したい世界観とは?

ミーク株式会社
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業界
情報通信
職種
研究開発
予測テーマ
その他
従業員規模
1~50名
  • 課題
    ■ 非IT事業者の、自社サービスのIoT化・クラウド化の実現を促進
  • ポイント
    ■ IoTデータ取得と処理を実現するMEEQと、将来予測を実現するPrediction Oneを組み合わせることで高精度なモデルを作成
  • 効果
    ■ データの収集から予測までを連携して自動で実行できるので、運用フェーズが楽になる

現場情報のデジタル化と、その情報から将来を予測することは、複数の専門領域をまたぐ高度な業務である
IoTデータ取得と処理を実現するMEEQと、将来予測を実現するPrediction Oneを組み合わせることで、NoCodeでそれらの高度なニーズを実現する

2023年1月、ミーク株式会社が展開するNoCode IoT/DX Platform「MEEQ」とPrediction Oneは連携サービスを開始しました。「MEEQ」のサービス内容と満たすニーズ、Prediction Oneとの連携を行った背景、実際にMEEQとPrediction Oneを連携させるとできることなど、ミークCTO・小早川様、開発担当・加藤様、企画担当・内田様から、具体的に伺いました。

モビリティやデジタルサイネージ、監視カメラなど幅広い活用シーンがある「MEEQ」

まずは「MEEQ」というサービスについて改めてお伺いさせてください

「MEEQ」は、IoT事業者様やIoTを活用したい企業様向けに、モバイルのデータ通信回線と、データ処理基盤を提供するサービスです。
MEEQは、MEEQコンソールとSIM、データ処理基盤で構成されており、特徴が3つあります。1つは、IoTに特化した使いやすい低価格のプランであること。2つ目は、わかりやすく直感的なコンソールであること、3つ目は、短期間で通信が始められることです。

  • ・IoTに特化した低価格と使いやすいプラン
  • ・分かりやすく直感的なコンソール
  • ・短期間で通信が始められる

例えばIoT事業者様ですと、1000枚や1万枚という大量の回線数を取り扱われていますが、MEEQはそれらをまとめて扱えるコンソールとなっています。また、PoCなどの場合には、1枚からすぐに始められるようになっています。

MEEQコンソールではSIMの発注、プラン変更、データチャージなどのいろいろなサービスオーダーがまとめてでき、SIMをグループ化して管理することもできます。稼働状況、通信量の把握も簡単です。

製品の性質上、さまざまな業種業界に提供できる印象です
具体的にどの業界のお客様とのお取引が多いのでしょうか?

もちろんありとあらゆる業界への広がりを想定していますが、現時点で多いのはモビリティ系の事業者様です。例えば、タクシー配車サービスのデータ通信システム。クレジットカードのタッチ決済を利用して交通決済を可能にするサービス。これらの端末はタクシー、電車、バスなどの動くものであるため、モバイル回線が必要となり、MEEQを導入いただいています。

また、ゴルフ場のカートに付いているタブレットにもMEEQのSIMが使われていたりします。最近は、デジタルサイネージでの活用も増えていますね。

これらのサービスに活用するには、ただ回線をつなげばいいのではなく、閉域ネットワークを整備することが必要です。MEEQは、大手3キャリアを同時に一つの閉域に収容することが可能で、さらにMEEQのデータセンターからお客様のデータセンターやAWSに直接インターネットを介さずに接続することが可能です。これらは他社にはなかなか真似できないポイントだと考えています。

Prediction One連携は、非IT企業が簡単にIoT・クラウドサービスを提供するための第一歩

今回、MEEQとPrediction Oneを連携させるに至った背景や経緯についてお聞かせください

我々のお客様は、必ずしもITのハイテク企業ではありません。例えば門を製造・販売している会社様が、「門が空いている時間や、1日に何回開け閉めがあったなどをスマホで楽に確認したい」と考えたとします。開け閉めを感知することは、製品の一部として自社で実装することができるでしょう。
一方、そのデータをクラウドにアップロードして、スマホから見ることができるようにするところまでは、実装までにかなり距離があります。

このような会社が自社でソフトウェアやシステムを開発することなく、ニーズを実現するためにMEEQはあります。非IT企業でも簡単にIoTサービス、クラウドサービスを提供できるようにしたいという想いを込めて、我々は「NoCode IoT/DX Platform」を標榜しているのです。

今回MEEQとPrediction Oneとの連携は、この世界観を実現するための第一歩として位置付けています。Prediction Oneと連携することでユースケースが増えていくと考えているのです。

例えば、人数カウンターのIoTデバイスのデータを、MEEQを通してアップロードするのは簡単です。そしてアップロードされたデータを、Prediction Oneと連携することで、「今日は何人来た」などの時系列データが蓄積できるようになれば、未来の来店数を予測する高精度なモデルを作ることができると考えます。

具体的なサービス連携のイメージを教えていただけますか?

MEEQのお客様ごとのデータベースと、Prediction OneをAPIで接続し、IoTデバイスからアップロードされたデータを自動的にPrediction Oneに連携できるようにしました。
学習そのものは事前にPrediction Oneで予測モデルを作成しておく必要がありますが、予測の日々の運用はデータの収集から予測までを連携して自動で実行できます。学習時の支援というよりは、運用フェーズが楽になるサービスだと考えていただけるといいと思います。

まずは人流が重要なところへの導入を進め、今後も連携先を増やしていく

今後MEEQのPrediction One連携を活用していただきたいターゲットはどんなところになりますか?

まず「店舗」をお持ちの会社様がターゲットになり得ると考えています。来訪者数や通行者数など、人流が重要なところでサービスを展開されている事業者様が、簡単に導入できるソリューションやテンプレートにして提供するのが最初の狙いです。

最後にMEEQとしての展望をお伺いします

IoTからデータを取得したり通信したりする背景には、必ずお客様の実現したいニーズがあります。その手段として我々のソリューションを導入されるわけです。
これからPrediction One連携によるユースケースがどんどん出てくると思いますが、それらをもとに一般化し、サービスを充実化していきたいと考えています。お客様のIoT化、クラウド化をもっともっと簡単にしていくことを目指していきます。

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