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学会発表

2023.09.09

Prediction Oneを活用した「回復期脳卒中患者におけるAIを活用した歩行予後予測結果のバリアンス評価」が、「第21回日本神経理学療法学会学術大会」にて発表されました

2023年9月9日、Prediction Oneが活用した「回復期脳卒中患者におけるAIを活用した歩行予後予測結果のバリアンス評価」が、「第21回日本神経理学療法学会学術大会」にて発表されました。

掲載概要
■演題
回復期脳卒中患者におけるAIを活用した歩行予後予測結果のバリアンス評価

■研究概要
回復期リハビリテーション病棟に入院した脳卒中症例にて、AIを活用した予測モデルによる歩行自立可否の予測結果と退院時における実際の結果を計測し、結果が異なった症例の要因調査を行いました。
予測結果と実際の結果は79.9%一致しました。予測結果は自立判定で実際には自立に至らなかったのが24名で、要因は認知機能が10名、状態悪化が9名、注意障害が4名、予定外の退院が3名、バランス障害が2名、視野障害が1名でした(要因の重複を含みます).予測結果では自立に至らない判定で自立したのが3名で、要因は身体機能の改善に加えて、主に入院時の詳細評価が困難であったのが1名、メンタル面の向上が1名、意識レベルの向上が1名でした。

■研究者
小野圭介,髙橋良輔,森田和幸,荒洋輔,伊藤宗一朗,安部千秋,宇野奨吾,宮脇慎平,阿部正之,白坂智英

■発表日
2023年9月9日

■掲載媒体
第21回日本神経理学療法学会学術大会
執筆者のコメント
小野圭介

十勝リハビリテーションセンター 理学療法士 科長 小野圭介

Prediction Oneを用いた予測を当センターで導入し実用しています。その精度向上も重要ですが、一人一人の患者様を考えた場合に予測と外れた場合の分析はより重要であると考えます。本結果をもとに、更なる精度向上や予測が外れる可能性に関しても注意して、現場にて取り組んで参りたいと考えております。

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