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学会発表
2023.06.30
Prediction Oneを活用した「AIにより回復期リハビリテーション病棟入院時に脳卒中症例の歩行自立を予測できるか」が、「第60回 日本リハビリテーション医学会学術集会」にて発表されました
2023年6月30日、「第60回 日本リハビリテーション医学会学術集会」にて発表された「AIにより回復期リハビリテーション病棟入院時に脳卒中症例の歩行自立を予測できるか」にPrediction Oneが活用されました。
- 掲載概要
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■演題
AIにより回復期リハビリテーション病棟入院時に脳卒中症例の歩行自立を予測できるか
■研究概要
回復期リハビリテーション病棟に入院した脳卒中症例にて、入院時データ(基本情報・身体機能・認知機能)による退院時の歩行自立可否を予測に関して、昨年度発表した予備研究から症例数の増加、評価項目の選定を行い、予測モデルの再構築を行いました。Prediction Oneによる予測のAUCは0.91であり、その後の精度検証では正解率は83.8%でした。
■研究者
小野圭介、高橋良輔、森田和幸、荒洋輔、伊藤宗一朗、安部千秋、宇野奨吾、林達也、阿部正之、白坂智英
■発表日
2023年6月30日
■掲載媒体
第60回 日本リハビリテーション医学会学術集会
- 執筆者のコメント
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十勝リハビリテーションセンター 理学療法士 科長 小野圭介
Prediction Oneを用いた予測は、脳卒中症例の歩行自立の予測に関して実用性があると考えられ、当センターでは2023年1月より実用を開始しました。機械学習自体の特性や評価項目選定など今後検討していくべき課題はありますが、近い将来、医療業界における予後予測の一つの方法として広く検討や活用が行われていく可能性があると考えます。