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論文掲載

2022.09.28

Prediction Oneを活用した「性、年齢、一般血液検査を用いたGraves病の診断モデル」が、日本内分泌学会雑誌「Endocrine Journal」に掲載されました

2022年9月28日、日本内分泌学会雑誌「Endocrine Journal」に掲載された「性、年齢、一般血液検査を用いたGraves病の診断モデル」にPrediction Oneが活用されました。

掲載概要
■論文タイトル
Prediction model of Graves’ disease in general clinical practice based on complete blood count and biochemistry profile

■論文概要
一般の健診などで行われる血球検査、生化学検査と性、年齢を用いてPrediction One(PO)でGraves病の診断モデルの作成を試みた。対象は未治療Graves病患者19,335例、健常人4,159例で各々トレーニングデータ、テストデータとして7:3に分割した。トレーニングデータでPOを学習させた後、テストデータで性能を求めた。Area under curve (AUC)は0.99、positive predictive value 98.7%、accuracy 95.2%と非常に良好であった。

■執筆者
Ai Yoshihara, Jaeduk Yoshimura Noh, Kosuke Inoue, Junichi Taguchi, Keisuke Hata, Toru Aizawa, Yoshino Taira Arai, Natsuko Watanabe, Miho Fukushita, Masako Matsumoto, Nami Suzuki, Ayako Hoshiyama, Ai Suzuki, Takako Mitsumatsu, Aya Kinoshita, Kentaro Mikura, Ran Yoshimura, Kiminori Sugino, Koichi Ito

■掲載日
2022年9月28日

■掲載媒体
Endocrine Journal

■DOI
10.1507/endocrj.EJ21-0741
執筆者のコメント

伊藤病院 学術顧問 医師 吉村弘

Graves病は、特殊検査である甲状腺機能検査とTSH レセプター抗体検査で主として診断される。これらの検査は医師が疾患を疑わないと行われず、患者の自覚症状が乏しい場合は見逃される可能性がある。一般の健診などで行われる血球検査、生化学検査で診断が可能になれば、早期にGraves病を疑い確定診断が可能になる。今回、操作性が優れたPOを用いて検討を行った。

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