寄与度を構成する要素を見ながら、業務施策が立案できそうか検討しましょう。
ここでは、項目の大小に加え、寄与度の強さとデータに出現する割合を見ていく必要があります。
Webサイトアクセス数の予測値増加への寄与度の構成を見てみます。
Webサイトのアクセス数が多いほど、来店数も多くなることが分かります。
数値の項目は、値の範囲が自動的に設定され、範囲ごとに購入確率にどう寄与するか表示されます。
また、予測増加へ一番寄与している4788.1~5310.0の項目を見ると、データに出現する割合は6%です。
この割合を増やせば、来店数の多い日が増えるかもしれない、と気づきます。
これにより、Webサイトのアクセス数を増やすための施策を検討することで来店数増加につながるという、思わぬ施策が思いつく場合があります。
このように、寄与の強さとその割合を合わせてみることで、効果的な施策は何かを検討することができます。