- 課題
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- AIやデータサイエンスの知見を現場社員へ浸透させたい
- 課題解決の手段にAIの選択肢を取り入れたい
- ポイント
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- AI初心者でもわかりやすい操作
- 他社製品と比較して遜色ないモデル精度の高さ
- データサイエンティストによる技術支援
- 効果
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- 営業の売上予測
- 商品開発のパラメータ予測
- 商品カテゴライズの分類予測
「Prediction One」は、ソニー社内のDX・AI人材育成向けに開発されたツールです。専門知識がなくても、数クリックで予測分析が可能です。勘や経験に頼りがちな業務をAIで行うことで、データドリブンな意思決定を可能にし、業務効率化や属人化の解消などのDX推進もサポートします。
分かりやすく使いやすいという点が、AI初心者の社員でも簡単に使えると感じたポイントになります。また、PoCで利用した際に、リッチな機能をもつ他のAIサービスと比べ精度も遜色なく、コストパフォーマンスがよいと考え、導入、検証を開始いたしました。Prediction Oneは「現場の社員が自分たちでモデルの作成ができる」と感じさせてくれるような使い勝手の良さを感じました。
予測結果に対してどの入力データが一番寄与しているかがパッと見てわかるのは、予測精度向上の試行錯誤を進める際にも有用ですし、寄与度が高い項目を見直すことで歩留まり改善につなげることができます。最適なパターンを導き出すだけでなく、現場の改善指標として活用できる点に、大きな意義があると感じています。
Prediction Oneはセキュアな環境で分析ができます。Pythonは、160万件のお客様データから個人情報を削除してから集計し、インターネット環境で分析しています。より細かなマーケティングを実施するには個人の情報と繋がっていないと、施策を実行できないので、施策へ応用するという観点ではPythonよりもPrediction Oneの方が用途として重宝しています。